2月8日
アクアマン
あらゆるアメコミヒーローがどんどん増えてきて、もうおなかいっぱいだよ!と思ってる方。
実はさらに増えるんですねぇ。
4月には「シャザム!」、3月には「キャプテン・マーベル」にスパイダーマンのアニメーション映画「スパイダーバース」、もっと言えばX-MENのスピンオフ「ニュー・ミュータンツ」ってのも一応今年公開予定だし、バットマンの宿敵であるジョーカーの単体映画ももしかしたら今年公開予定。
こんな具合にどんどん新たなアメコミ映画が今年増殖、いや誕生するんですね。
そんな華々しいアメコミイヤーの最初を飾る作品がこの「アクアマン」なんですね~。
海外ではめちゃめちゃお客さんが入ってるようで、とうとうDC映画でナンバーワンの記録を更新したとかしないとか。
日本でも大ヒットになるのかなぁ。
面白かったら盛り上げたいよなぁ。
さてさて肝心のアクアマンですが、一昨年公開した「ジャスティス・リーグ」にて単体映画をやる前に登場してるんですよね。
MCUの場合だと、先に単体映画やってからアベンジャーズに合流させるってのが主な流れですが(ブラックパンサーだけ違うけど)、DC映画はその逆を行くんですよね。
まぁ興行的にも製作的にも色々順風満帆にいってないのも加味してのやり方に感じますが、先に登場している分、アクアマンがどんな能力でどんな性格でっての理解してるから、こいつの単体映画が見たい!って気持ちにさせてくれますよね。
果たしてどんな作品になっているのでしょうか。
というわけで今回は一足お先に試写会で堪能してまいりました!!!
作品情報
スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンらと共に映画「ジャスティス・リーグ」内で戦った海の戦士「アクアマン」がついに主役単体映画として登場。
海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、シャチやサメをはじめ海の生物全てを味方につけ、意のままに操る能力を持つ。
そんな彼の出生の秘密からアトランティスの王としての宿命までの物語を、スリラー映画の革命児にして、「ワイルドスピードSKYMISSION」を世界的ヒットにさせた監督が人類未体験の海中バトルアクションエンタテインメントに仕上げた。
故郷が人類を征服しようとしたとき、守るのは人類なのか海底なのか。
アクアマン第1章がついに幕を開ける。

Aquaman (Original Motion Picture Soundtrack)
- アーティスト: Rupert Gregson-Williams
- 出版社/メーカー: Watertower Music
- 発売日: 2018/12/14
- メディア: CD
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あらすじ
アクアマン(ジェイソン・モモア)は、海底王国アトランティスの末裔だったが、人間として育てられた。
しかしある日、彼は未知の文明を持ったアトランティス帝国が人類の支配を狙っていることを知る。
アトランティスの強大さを知るアクアマンは、地上と海どちらの側につくか葛藤する。(シネマトゥデイより抜粋)
監督
今作を手がけるのは、ジェームズ・ワン。
そもそもこのお方、こんなアクションエンタメ映画で成り上がったお方ではありません。
元々はホラーやスリラー映画畑の人。
ですがワイスピ史上誰もが泣いた「ワイルドスピードSKYMISSION」が大当たりしたことで、今作の監督として白羽の矢が立ったのかなと。
ホラー映画撮る作り手って低予算でできるのが強みの一つだと思うんですけど、その分アイディアだったり技術が伴うわけですよ。そういうことをこれまでして来た人たちってのは、映画を面白くする見せ方を知ってるんですよね。
監督もその一人なんじゃないかと。
だからスカイミッションであんな超高層ビルの間をジャンプさせたり、スカイダイビングさせるっていうムチャ中のムチャをやってのけてしまうアイディアをもってるんですよね。
今回は一体どんなアイディアで楽しませてくれるのか期待です。
そんな彼の作品をサクッとご紹介。
8分のパイロット版を製作して売り込み映画製作にこぎつけた作品で、理由もわからぬままある部屋に放り込まれた2人の男の姿と、それをゲームと称して指揮する謎の人物をスリリングに描いたスリラー映画「ソウ/SAW」がサンダンス映画祭で絶賛され、いきなり世界に注目されていきます。
続編以降はでは製作総指揮として周り、別の作品に着手。
昏睡に陥った子供を救うべく奔走する家族の顛末をひねりの聞いたストーリー展開で驚かせた「インディシアス」、実在する超常現象研究家負債が体験した事件を描いた戦慄のオカルトホラー「死霊館」などどれもシリーズ化され、人気ホラー映画を次々と製作していきます。
一度ホラー映画から離れることを宣言した後、凄腕ドライバーたちがド派手なドライビングテクニックを見せながら仲間と共にミッションを遂行していく「ワイルドスピード」シリーズ第7弾「ワイルドスピードSKYMISSION」が大ヒットし再び注目を集めます。
その後ホラー映画に戻り、「死霊館」シリーズの続編で、最も有名なポルターガイスト現象の一つとして知られる事件の顛末を描いた「死霊館/エンフィールド事件」を手がけています。
キャラクター紹介
左上より
- アクアマン/アーサー・カーリー(ジェイソン・モモア)
一見ぶっきらぼうだが、実は最高熱いハートの持ち主。命がけで戦うときもユーモアを忘れない、頼れる男。
海底アトランティス帝国と人間の2つの血を引き、海の生物すべてを味方にできる。
世界の脅威をメラから知らされ、やむなく立ち上がるが・・・。(HPより抜粋)
- メラ(アンバー・ハード)
水を自在に操る力を持つ、赤い髪の美女。海底国ゼベルの王女。地上に迫るアトランティス王国の脅威を防ぐため、アクアマンの前に現れる。
いい加減なアクアマンに手を焼きながらも、ともに世界を股にかけた戦いに身を投じていく。(HPより抜粋)
- ブラックマンタ/デビッド・ケイン(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)
父と共に海賊として生計を立てる野心的な男。アクアマンに父を見殺しにされたことで、彼に執着してく。オームより特殊なアーマーをもらい、維新で改良を重ねたことでブラックマンタとして復讐を誓う。マスクから致命的なエネルギーブラストを発する強力なアーマーの一式をまとい、アクアマンとアクアマンが愛するすべてのものを破壊しようとしている。(ワーナー公式より引用)
- オーシャンマスター/オーム・マリウス(パトリック・ウィルソン)
アトランティス帝国の若き王。海を汚し、海の平和を壊す人類を憎む。
“オーシャンマスター”を名乗り、手段を択ばず地上と海を合わせた地球丸ごとの征服を狙う。(HPより抜粋)
- バルコ(ウィレム・デフォー)
アトランティス帝国に仕えるオームの参謀。アクアマンが幼い頃、密かに水中呼吸や戦闘術を教え、彼の才能を開花させた。(HPより抜粋)
- ネレウス王(ドルフ・ラングレン)
メラの父親。海の平和を望む思いから海を汚す人類を憎むオームに賛同し、地上への勢力拡大に賛同する。(HPより抜粋)
- アトランナ女王(ニコール・キッドマン)
アクアマンの母。男勝りの戦士にして、アトランティス帝国の女王。(HPより抜粋)
ロン毛に無精ひげなワイルド系、オレ様肌のぶっきらぼうな見た目ですが、「ジャスティスリーグ」でも垣間見せた人情味溢れる男気と、実は心の中の弱さなんかもちょっぴりもった、いかにも人間らしいヒーロー。
一体アトランティスはなぜ人類を征服しようとするのか、そしてアーサー、いやアクアマンはどちらの味方をするのでしょうか!?
ここから鑑賞後の感想です!!!
感想
だぁ~~~~っ!!これぞ男の浪漫!!
漫画をそのまま映画にするってのはこういうことだよ!
徹頭徹尾水浸しアクションで、お肌も心もウルオス映画でした!!!
以下、核心に触れずネタバレします。
もうお腹いっぱいです。
半分人間半分海底人の超人アーサー・カーリーが腹違いの弟による地上への侵攻を止めるべく、どこかに眠る王の証「トライデント」探しをしながら、真の王になるとはどういうことかという自分探しの冒険の旅をしていく姿を、ジェームズワンの渾身のアイディアによって描かれた少年漫画チックなアクション描写、あれ?これあの映画から引っ張ってきた?と思わせるいいとこどりな場面の数々、そしてスクリーンの隅々までガシャガシャさせる大盛り上がりなクライマックスによって、話は二の次だ!とにかく映像だ!それが映画だ!と教えてくれた、海洋ロマンアドベンチャーバトルヒーロー映画でございました!!!!
いやぁ~2時間20分これあるんですけど、画がね、とにかく飽きない。
最初から最後までず~っとバトルですよ。いや大袈裟じゃなく。
さすがに最後のバトルはスゴイを通り越して思わず笑っちゃいました。監督あんた何やってんのwwって。
この映画の数式を作るなら、魚魚魚(ギョギョギョ)+(マトリックス+ギャレゴジ+スターシップトゥルーパーズ)×(スターウォーズ+インディジョーンズ)÷ジュラシックワールド+ジェームズワンのホラー映画=アクアメーーン!!!
みたいな。
あ、数式テキトーなんでw
それくらいね、色んな映画のオイシイところをを監督流に咀嚼してシェイクして、そして100%海洋深層水(つってもCG)を流し込んでできたのがこの映画なんだなぁと。
あ!あとちょっとオイニ―がツイキーでウェッティだけど、それが俺の持ち味さ♬と言わんばかりのマッチョバディを常に魅せてくれるジェイソンモモアのワイルドっぷりもトッピングで。
あ!それと真っ赤な髪とうろこのドレス装備であらゆる液体アタシのおもいどおり♪と言わんばかりの水を操るイイ女、米良、じゃねえメラ演じたアンバーハードのセクシーさもトッピングで。
さっきからなんか幼稚なワードばかり並べてんなこいつって思うでしょ。
いやねこれどっからどーみても「ぼくがかんがえたあくあまん」みたいな、いかにも子供が考えそうな映像のオンパレードで、アクションがほんと凄すぎて笑っちゃうんですってw
冒頭ではアーサーの父ちゃん母ちゃんの馴れ初めをアーサーが詩的に語るところから始まるんですけど、いきなりアトランナが槍持ってアトランティス帝国の傭兵と戦うんですよ。
一応事前にブログ仲間のしーまんさんから監督のアクションの傾向を聞いてたんですけど、被写体の周りをカメラがグルグル回るヤツ絶対あるから!って言ってて、それがこのシーンでいきなり出てくるんですね。
しかも敵を地面にたたきつけるところではカメラも一緒に倒れるってのがいくつもありまして、これがまぁ迫力ありましていきなり心掴まされるわけです、はい。
とりあえず、しーまんさんの「アクアマン」アクション解説はこちら。
そこから現在、潜水艦に侵入した海賊たちを懲らしめるために我らがアクアメーーン!がメガトン級のバカ力で海底から海面まで持ち上げて、あいさつ代わりに入口破壊の敵脳震トウ!で、その入り口のふたをキャプテンアメリカみたく銃弾防御からのフリスビーSmashっ!!首絞められても一本背負いのとにかく敵を一網打尽していく様をコマ撮りでパッパッと映してくんですね。
で、後のブラックマンタとなるデビッドと、ご都合的に用意された広~い場所でサシの勝負。
向こうは両手にナイフですよ。
それをいとも簡単によけるアーサーくん。
シメた!と胸を刺すんだけど、アーサーくんはもちろん、きーかーなーいー(ニヤリ)ですよ。
そこへデビッドの父ちゃんがロケットランチャー1発お見舞いちゅどーん!!
なんだけど、アーサーくんはもちろん、きーかーなーいー(ニヤリ)ですよ。
とまぁこんな具合にバトル!バトル!バトル!が繰り広げられるので、前菜だけで腹八分目です。
おいおいこのままいったらデザート食えるかおい、俺をどれだけアクションで太らせる気だ監督!です。
まだまだあるんだアクションシーン。
一方その頃海中では、アーサーの腹違いの弟、マリウス葉、じゃねーやマリウス王がですね、何やら企んでるわけですよ。
メラの父ちゃんイヴァン・ドラゴ改めネリウス王と何やら揉め事してるとそこへ潜水艇がどどーんと向かってくるんですね。
危ない!とバルコが叫ぶとマリウス(オームでいいか)が突如シャイニングフォームで突撃。
槍で潜水艇の横をガガガガーっと切れ目を入れた後、後ろのモーターをバキン!と真っ二つにする様をスローモーションで丁寧に映します。
この海中シーン、「ジャスティスリーグ」でも短いエピソードとして描かれてましたが、エアーバブルでの会話ってのはありませんでしたね。
さすがに普通に会話できるように設定し直したんでしょう。
そして普通の人間が海中で動くような鈍さは一切なく、かといって地上で普通に動くようなスピードでもないほど良い速さでキャラが動くんですね。これがまぁリアル。
その時髪の毛はユラユラと浮いてるし、呼吸のあぶくもちゃんと用意されている。
そしていざ戦う時はもんのすごいスピードでびゅーん!と動く。
監督のこだわりとリアルさが細部にまで行き届いていたCG描写でしたね。
でまぁ、地上に宣戦布告だぁ!とオームがいうので、ネリウス王もそこまでいうならオーレも♪と賛同。
ちょっとまってよパパ!パーパ!と納得いかない様子の娘米良、じゃねえやメラは、地上で人間の生活を謳歌しているアーサーに会いに行って、これから起きようとしていることを説明し、アーサーに止めてもらうよう説得します。
その後泥酔した父ちゃんを車に乗せて家まで帰ろうとすると、パーフェクトストームみたいな大津波(ノブ風に言わなくてもおおつなみ)がアーサーの車めがけてやってきます。
車ごと飲み込まれたアーサーは離れてしまった父ちゃんを助けるため、津波の中を猛スピードで泳ぎます。
ここカメラがグルングルン回るもんだから何が起きてるか全然わかんなかったw
いい加減やつらを動き食い止めねえと、あぶねえなこれってことで、メラと共に海底へ行き、バルコから、で、で、でんせつのぉ~トライデント(三又槍)をさがすのじゃぁ~!と言われ、よしいくぞ!ってなったとたん敵襲!敵襲!
見事にアーサーは捕獲されちゃうんですね。
ここでようやくオームとご対面、あ、ゴタイメーン!
母を失ったのはお前のせいだ!ってことで、兄ちゃんであるアーサーを嫌うオーム。
こんときのアーサーは兵士が持つ鎖につながれてるんですが、ふんぬぅ~っ!と兵士ごと引っ張ってオームの前まで近づく力を発揮。
そして、決闘です。
タコがドラムをドンドコドンドコ。何してんだよ。
二人とも聖闘士星矢みたいな格好して決まってるぅ~!
これ何がいいって、海の中なので一個一個動くたびに波動ができるんですよ。
で、二人の槍がぶつかったときとかさらに大きくなる。
そして一個一個攻撃が決まったりよけたりするとスローモーション。
吹っ飛ばしからのスピード移動で取っ組み合いで打撃打撃!
でもって、アツアツの溶岩ぶん投げて、その間に突っ込んでいくと向こうも突っ込んできてて、二人が衝突⇒ビッグバン!みたいな衝撃波ね。
これね、二人が金色のオーラまとってたらドラゴンボールのバトルシーンですよ完全に。
あのBGMが脳内で流れますもんw
いくら海底人の血を引いていても、これまで地上で生活していたアーサーにとって、純海底人の弟を簡単に倒すことはできません。
アーサーピンチ!ってところでメラがが助けに入り、間一髪でアトランティスから脱出。
ようやくトライデント探しの旅へ向かいます。
とりあえず人間ぽい格好した二人は、飛行機に乗って移動開始。
どうやってチャーターしたのよ。
アトランティスの王が眠っていた墓みたいなところがこの辺にあるってことで、サハラ砂漠上空へ。
よしいくわよ~!!っとメラさんいきなりパラシュートつけずにダイブトゥデザート!!
あはははは!いいね!おれもそれやる!
とあとからアーサーも落下!
アーサーさんめっちゃ笑顔ですw
もうこれあれですよ、監督の過去作「ワイルドスピードSKYMISSION」のセルフパロディですよw(車ごとスカイダイビングって件があるのです)
ある意味最大の山場。
・・・てかアクションシーンの解説だったなここ。
まぁなんだかんだありましてシチリア島へたどり着いた二人の前に、謎の黒くて頭でっかちでふわふわ空飛ぶ、どうみても敵?だよね?ってやつがアトランティスの兵隊を引き連れて登場。
オレの名はブラックマンタ!!クワックワッ!(それはブラックデビルだ!)
もうね、最初このブラックマンタのフォルムっていうんですか?だっせーなぁ・・・なんて思ってたんですけどね、見るたびに、あれ、なんか、かっこよく、見えてきたぁ!ってなりましてですね、5分バージョンの予告編を何度も見てましたよ、はい。
このブラックマンタ、誰かと申しますと冒頭でアクアマンに父ちゃんを殺されたと思い込んでいて敵討たな、ってなってるデビッド君でして。
ウチの戦闘服貸しちゃるけぇ、黙って使いんさい、とオームからもらったんですけど、いや俺が白着るってアホくさ黒に決まってんじゃんとカスタマイズしちゃうんですね。
で、まぁ説明書なんてないから色々手さぐり(といってもかなりのエンジニア)でいじるんですけど。
で、フルフェイスの部分いじってたらビュイーン!
とブラストビームの威力が半端なくて、これあれだな、このままこれ被ってこのビーム出したら俺が危ない、どうしようこうしよう頭でっかちにしようって事で、このフォルムになりました。
そしていざ対決!ってなるんですけど、このシーンがまぁすごい。
アーサーとメラは二手に分かれて戦闘開始。
アーサーはブラックマンタの破壊力に悪戦苦闘。
ブラストビームをモロに食らって腕が真っ黒です。
てか、スゲーふっとび様。
冒頭の二人の戦いでは、デビッドが胸をナイフで刺そうとしても、アーサーが頑丈すぎて刺さらないんですけど、今回のバトルは見事に刺さっちゃうんですね。
こういう対比をちゃんと取り入れる監督、好き。
どんどん押されていくアーサー。
終いにはブラックマンタがエドモンド本田ばりにスーパー頭突き(どすこい!)を食らわせ、教会の鐘のほうまで吹っ飛ばすんですね。
一方のメラは3体の兵隊と格闘。
これも被写体の回りグルグルカメラ方式で、しなやかな体で相手の攻撃をかわしながら、えいやぁ~!!と敵をしとめるメラを効果的に捉えています。
そのまま追いかけられてシチリア島の家々の上を走りながら逃げるんですが、ちょっとパルクール的動きで屋根の上を駆けおり、手は棒に捕まってジャンプしたりと、それスーパーマリオじゃんっ!と思わせるアクション。
実は下からもメラの方向に向かって敵が追いかけてきてるんですけど、またこいつが家の壁をガンガン突き破っていくんですよw
それキャプテンアメリカでやってたなぁ。いや家から家へジャンプする辺りなんてボーンアイデンティティですよ。ん?スプレマシーだったか?まぁいいや。
はい、で、どこがこのシーンおんもしれーっ!かっていうと、この2人のアクションをあくまでワンカット風に繋げて描いているんです。
アーサーVSブラックマンタでアーサーピンチ!
ってところから、画面が急に奥のほうへスライドしていくと、メラが追いかけられてる。
そしてメラが家の上をスタコラサッサしてるところを映したら、再びカメラが手前のほうへきて、アーサーがブラストビームを再びズドンと喰らう場面に変わるんですね。
またねぇ、とどめの刺し方もいいんですよ。
アーサーは空中にいるマンタめがけてツボぶん投げることで、ビームを自分で喰らってそのままどこか遠くへ吹っ飛んでいくっていうしとめ方。
こっちはまぁ普通なんですけど、メラのほうは凄い。
ワインが保管してある倉庫でピンチになるんですけど、液体を操れるメラはワイン全部操って、針状に変えてぶっ刺すんですね。
もうあれですよ、ここちょっとしたホラー要素入ってますよ。
後ろ真っ赤ですからね。
スティーブンキングのキャリーのあれですよ。パーティーのやつ。
しかも戦いが済んだら、あんだけ押されてたのに、アーサー君、「楽しいな(キラーン)」ですよwサイヤ人だな。
こんなの中盤でもってきて、クライマックスとかどうすんの!?って思ったら、この数分後またもや激闘のシーンが始まるので、もうこの辺でやめときますw
キリがねぇ。
最後に
このあと、急にホラーチックになってクリーチャーが出てきて、なかなかのスリリングな展開がやってきたと思ったら、スターシップトゥルーパーとかマトリックスのザイオンの戦いみたいな大戦争が勃発して、しかもそこから大怪獣出現して小者一掃って、画面の中が散らかりすぎてて、はっきりいってやりすぎw。
胃薬飲まないとおなかいっぱい過ぎて動けませんw
ただ動きばかりが2時間以上も続くので静の部分が少なく、もっと緩急がほしかったっていうのは正直あります。
アクション凄すぎてマジ話が頭に入ってこないんですものw
あとCGがなぁちょっと雑にも感じたかなぁ・・・。
アトランティスの景観は美しいんですけどね。
あとは海洋汚染は地上のやつらのせいだ、って事に対しての答えがないっていうのは、何のためにそれ言ったのかってのは思います。
しかもアーサーは地上も悪いことばかりじゃない的な発言で片付けてたし。
DCはこういうとこが甘い気がします。
ま、でも!超楽しかったからオッケーー!
とりあえずおかわりいってこようと思います。IMAXにしよ。
というわけで以上!あざっした!!
満足度☆☆☆☆☆☆☆★★★7/10