来る4月29日にアメリカよりも1週間早く公開され、キャプテンアメリカとしては3作目にして完結編、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズとしては13作目となる「シビルウォー」。
今回の見所は何といってもアベンジャーズ同士が真っ向対立!その中心がキャップ対アイアンマンという夢の対決でもあり、その対決により今後彼らがどうなっていくのかが非常に気になる、シリーズ史上最大のターニングポイントといっても過言ではないと思う。
それに加え、新たなヒーロー「ブラックパンサー」の登場や、去年公開したアントマン、キャップの前作「キャプテンアメリカ ウィンター・ソルジャー」に登場したファルコン、キャップを監視していたエージェント13、宿敵であり親友でもあるウィンターソルジャー、アベンジャーズ既存メンバーに加え、今回からやっと大人の事情という呪縛から開放されたスパイダーマンの参戦もあり、ソーとハルク以外はほぼ全員出演と「アベンジャーズ3」といっても良いほどのとお祭り状態である。
いつもは新作映画の感想ばかり書いているわけですが、先月公開した「バットマンVSスーパーマン」があっまりにも面白くなかったためにこの祭りに過度な期待を寄せてしまい、思いをしたためようと決心した次第です。
あ、これが面白くないと書き連ねた記事です。気になったらどうぞ。
ここでこの話を持ってくるとは思わなかった。
原作コミックは読んだことは無いのですがマーベルコミックを語るうえで、このシビルウォーは避けて通れないほど人気のストーリーなようで、
つい先日もコミックとして発売されるシビルウォーⅡに関する記事をみて、いい加減に本買って読もうかなぁと考えるまでに頭の中はシビルウォーでいっぱいなのであります。
確かアベンジャーズの実写化が決まり3部作になるというニュースが舞い込んだとき、最後の3作目にはこのシビルウォーをやるだろうという予想と噂が飛び交っていましたが、まさかのキャプテンアメリカでこの話を入れてくるとは意外や意外。
それはそれで非常にわくわくしたんだけど、毎回毎回キャップにはゲストヒーローが出てくることに正直疑問ではあります。
アベンジャーズの主役を張るメンバーの中でいちばん等身大に近い人物とあって他のメンバーに比べて親近感もあるし、何より純粋な正義の持ち主だけあって見ていて清々しい。
私は1作目がやっぱり好きで、アベンジャーズの繋ぎになってしまっているラストの展開を除けば、元祖ヒーロー誕生というプロローグとして、勧善懲悪を軸にした見事な話だったと思うし全然単体だけでイケるヒーローだと思うんですが、なぜか今回、前回とゲスト出てくるんだよなぁ。
![キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray] キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51jxSfUAI4L._SL160_.jpg)
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
- 発売日: 2013/12/18
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (19件) を見る
だからといって、2作目「キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー」も嫌いではない。敵が仕掛ける前に見つけ次第殺すというドローンを使った戦争形態を「インサイト計画」というテーマで一石を投じ、まさかのヒドラの残党がシールドに潜入していた、そして目の前に現れた殺し屋はかつての親友だった!という組み合わせは、アメコミというエンターテインメントと政治サスペンスとの融合に、まさかの仮面ライダーBLACK!!シャドームーン!!の再来っ!!と歓喜したほど。
![キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Y5Y0vgqeL._SL160_.jpg)
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2014/09/03
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (43件) を見る
となると1作目、勧善懲悪をテーマにスーパーソルジャーとしてヒドラを壊滅したキャップは、完全に改造人間として悪の組織ショッカーを倒すべく戦う仮面ライダーで、2作目はまさかのBLACKで。じゃあ、3作目となるシビルウォーは完全に平成仮面ライダーVS昭和仮面ライダーの流れじゃん!?こう考えてしまうのも無理はない。 まさかマーベルが東映を意識しているなんて考えたくもないですがww
フェイズ3突入から考える期待と不安
MCU1作目「アイアンマン」から「アベンジャーズ」までの6作をフェイズ1、そして「アイアンマン3」から「アントマン」までの6作をフェイズ2という具合にシリーズの章として分けられてきたわけですが、今作から新たな章に突入していくわけです。
その幕開けとなるシビルウォーへの期待としてあげるとすれば、まずはスパイダーマンやブラックパンサーといった新たなヒーローが単体作品よりも先に登場することで、今後公開予定の作品を見たいという欲求が芽生えること。
MCUシリーズでは単体作品の後アベンジャーズに登場という流れが通例でした。だから、ヒーローたちの過去や事情や生い立ちや性格などがわかっている分、一緒になるときどう絡むんだろうというワクワク感があったのですが、
今作でお披露目となる2人は、おそらくこのシビルウォーでいろいろ説明されていくんだろうと思います。
一応ブラックパンサーに関しては前作「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」で彼の故郷・ワカンダでヴィブラニウム争奪戦の舞台として争っているのと、そこで現れた敵・ユリシーズ・クロウの登場から単体作品へと繋がっていくんだろうと思われます。
そして、登場するというアナウンスがありながらもいまだ新情報のないヴィランでダニエル・ブリュール演じる「バロン・ジーモ」の存在。
予告編にも写っていないので今回キャップ対アイアンマンの対決のみなのかもしれないし、サプライズが待っているかもしれない。
他にも、インクレディブル・ハルクに登場したロス将軍といった懐かしい人物や、アイアンマンには欠かせない相棒ウォーマシンやトニーの妻ペッパーポッツといったアイアンマンマン組も登場と、今までにない豪華な布陣といまだ明かされていない謎もありそうだという予感で本当に胸が高鳴るばかりであります。
しかし、
喜んでばかりもいられない。
現在予定されているMCUではキャップもアイアンマンも次のアベンジャーズまで登場が無いこと、現在アベンジャーズを離れてしまっているソーとハルクも次作「マイティ・ソー ラグナロク」でとりあえず見納め。
噂では、最後の3作目となる「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」は2部作となりパート1ではニューヒーローのみの出演という情報もあり、そうなるとパート2の公開予定が2019年なので、
フェイズ3は、それまで現在のアベンジャーズを牽引してきた4人とニューヒーローの世代交代になっていくものと思われる。下手したらパート2までニューヒーローでつないでいかなきゃいけない。
これが不安とするものとは、ようやく人気も知名度も定着してきてアベンジャーズなら興行収入30億は堅いと思われていたにもかかわらず、シリーズの活性化として彼らを一旦退けるとなるとファンは離れてしまうのではなかろうか?
アイアンマンやキャップが出ないなら他のは見ない!とか。
そして、13作目ともなると新規ファンの開拓は難しいのではないだろうか?ということ。
去年公開した「スターウォーズ フォースの覚醒」ですらあれだけ盛り上がったにもかかわらず、見に行かない人たちも大いにいた背景には、やはり過去6作を見なければならないという宿題に手をつけるのが面倒だという理由がひとつあったりもしたわけで。
ちなみに、次のMCUは来年公開予定の「ドクターストレンジ」となっているわけですが、これまたニューヒーロー。で、今回ブラックパンサー登場して、次は「キャプテン・マーベル」なんてのも公開される。これだけ乱発したら飽きる人もいるのではないだろうか。
これまでレンタルビデオ屋に勤めていたときは、1人でも多くの人に見てほしいという思いから、それこそアメコミ特集なんか勝手に作って自作のPOPたくさん作って販促してたわけで。
友人や同僚、家族にいたるまでいろいろ布教活動してきたおかげで私の周りはずいぶんとマーベルファンが増えました。熱弁するのはラクですが、興味をわかせること、見ようと思わせること、しかもそれを今から12本!!!これは薦めるほうも見る方も大変です。
別に全部見なくてもいいわけでアベンジャーズだけでも2本見ればいいわけですから大したこと無いと思いますが、できることならエンドロール後のオマケもあることだしそういう意味で全ては繋がっているわけだから、結局全部見てほしい願望は強く。
他にも不安はある。
今回アメリカよりも1週間早く公開されるわけで。
向こうは大体サマーシーズンが5月からということでそれに合わせて大作は公開するわけですが、日本のサマーシーズン6月若しくは7月。だからいつも日本公開は遅いのであります。アベンジャーズは1も2も向こうは5月。こっちは7月でした。
でも!今回はまさかのGWにあわせての公開。これはきっと日本でも人気が定着したおかげだと勝手に思ってるわけですが。
そこはGW。特に公開日当日は各配給会社によるイチオシ期待作がひしめきあっていて、
1週間前にはディカプリオ主演のレヴェナント、今作と同じディズニーのズートピア、東宝はアイアムアヒーロー、翌週となる公開日同日にはワーナーのテラフォーマーズ、東宝はちはやふる下の句など競合作品のオンパレード!
もー、ワガママに自己中に言わせてもらえればGWはみんなシビルウォーだけ見て欲しいwwせめて週末2日間はこれ優先で。
タダでさえ映画全体の動員数が中国に抜かれてる今、ほんとヒットしないと公開日遅れるわ、キャスト来日しね〜わ、ロケも誘致できねーわ、と悪いことづくめ。
まーこんなクソまじめに考えなくてもディズニーがバカみたいに金かけて!ヘッタクソなタレント吹き替えに使ってっていう!いい加減違う宣伝できねーのかよ!って毎回思ってしまうんですが、がんばってくれると思います。
なんかだんだん独りよがりで薄っぺらい内容にになってしまいましたが、要するに今度のマーベル映画はスゲーお祭りなんだから躊躇しねーで予習してGWに映画館へ行こうよ!
というファンからのお願いでした。
もっと詳しくキャップとアイアンマンの対立までとか書こうと思いましたが、それはシビルウォーの感想のときにでも書こうかと。てかこのブログ下書きしてたらアメコミ映画に関してめちゃめちゃいい記事を@Sanyontamaさんが書かれていたのでそっちを是非読んでくださいwww
アメコミ気になるけどどれ見たら良いかわからない、どれとどれが一緒でどれとどれが違うの?そんな疑問を一気に解決してくれます。
さりげなく、私もおんなじようなの過去に書いてるのでそちらも是非ww